代表理事組合長 矢羽田 正豪

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
農家・組合員、地域の皆様方には輝かしい新年をお迎えのことと拝察いたします。旧年中は農協運営そしてそれぞれの事業に対し格別のご理解とご協力を賜り心より感謝とお礼を申し上げます。
一昨年の年明けと同時に新型コロナウイルスの感染症拡大が続いています。この約2年間で7回の変異株を繰り返し、日本でも5回の大きな波が発生してます。そして第6波が起ることが懸念されてましたが、11月末頃より南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株が欧州各国でも感染拡大を続けています。世界の現時点での感染者は約2億7千5百万人、死者は535万人です。日本の感染者は173万人、死者1万8千人となっています。そして世界が恐れているのは、オミクロン株は今まで一番強かったデルタ株より5倍の強い感染力をもっているということです。日本政府は11月30日午前0時より全世界からの外国人の新規入国を原則停止しました。このように日本そして世界全体が大きく傷つき、コロナ禍で経済と生命と暮らしが大きな影響を受けています。第29回JA全国大会が10月29日に東京で開かれ「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」を決議しました。また「持続可能な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」を次の10年に向って挑戦する「めざす姿」とした提起を行いました。この全国大会を踏まえ、第31回JA大分県大会が12月15日、大分市で開催されました。前回大会において「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」を最重点課題とし、農家・組合員と共に農業・地域の未来を拓く「創造的自己改革の実践」を決議して、各農協はそれぞれの実態に即した取り組みを行ってきました。今大会では、JAグループ大分がこれまでの取り組みを継続・深化させることが最重要として前回の3つの基本目標に「持続可能な経営基盤の確立・強化」、「組合員の『アクティブ・メンバーシップ』の確立」を加えた5つの柱を掲げ、自主・自立の組織として組合員との徹底した対話により「不断の自己改革によるさらなる進化」を目指すことを確認しています。幕末の志士、長州藩士の「吉田松陰」は「松下村塾」の講話の中で次のように語っています。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」大山の先人達もいつの時代にも常に夢を追い種をまき、チョッと無理かなというところに挑戦を続け今日まで創造してきてます。夢が大事です。夢や希望が無ければ意欲は湧きません。お互い知恵を出し合い協力し合い、協同の力と心を結び繋いでいけば豊かで個性ある大山農業を子や孫の次世代に引き継いでいけると信じています。
最後になりましたが、皆様方のご健勝とご多幸をお祈りし、新しい年が稔り多い幸福と繁栄の年となりますよう願っています。本年もご交誼のほど賜りますようお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。